『梅の公園』のラストチャンス(仮)に行ってきた(後編)

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というわけで、青梅市の梅の公園に行ってきました。前編はこちら。行ってきたのは3月末で、残念ながらもう見ることは出来ません。

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遠くから見た梅の公園はこんな感じ。梅ってそこまで派手なイメージはなかったのですが、量がハンパじゃない。

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うおーーー!

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うおおおお! すごいの梅が! ぶわああああって! ぶわあああああって!!!

 

などと頭の悪い感想になってしまいましたが。実際、見渡す限り梅というのは本当に圧巻としか言いようがない。今回は文章少な目で適当に画像を貼ります。

ちなみに、iPhoneで適当に取ってて、ブログ用に縮小してるんであまり期待しないでください。画像たっぷりなのでADSLの人は注意。

 

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近いところから撮った感じ。白い梅と赤い梅が万遍なく広がってて、遠くから見ても近くから見ても楽しい。

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もっと近くから撮った。淡い赤もいいけれど、こういう力強い色を持った梅もあって鮮やか。

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こうやって地面に小さい花も植えられていました。この公園は無料なのですが、観光の季節には200円の入園料が必要となります。そういう金額やボランティアで手入れがされてるんですね。

 

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まだつぼみの状態の梅もありました。かわいい。

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ちょっと高いところから見るとこんな感じ。赤と白の組み合わせが綺麗。

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もっと高いところから撮影。梅の公園は基本的に傾斜が急で平地が少なく、徒歩で登るだけでかなり疲れます。一応車椅子でも登れるようなルートはあるけれど、かなりキツイのでは。

おかげで桜がメインの公園と違って、純粋に花を見に来る人がたくさんいました。散歩しながら花を楽しむ感じ。

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松とかツツジとか、地味に梅じゃないのも交じってました。玄海躑躅(げんかいつつじ)って、字面が怖い。

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こんなタイプの梅も。枝を梅がデコレーションするかのように密集して咲いてて、他の梅とはまた違った趣があってよいですね。

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こちらは山茱萸という木。漢方にもなるとか。赤白に混じって風景にバラエティを持たせてくれます。

 

今回梅の公園に行こうと思ったのはNHKのニュースで紹介されていたから。

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このように、今年の4月で梅が見られなるから。具体的には、1200本の木が全部伐採されてしまいます。

10の都府県で見つかったこのウイルス。梅や桃に感染して変形した実になってしまい、売り物にならなかったり成熟する前に落ちてしまうとのこと。

人間が食べても問題ないんですが、治療法がなく、抜根したりして根絶やしにする以外の対処法が無いというかなり厄介なウイルス。ナウシカに出てくる胞子みたいな感じですね。

発見当初はここまで広まるとは思わなかったものの、盆栽とか街路樹とかを伐採しても一向に減らない。感染を媒介するアブラムシを駆除しようにも、住宅街が近くにあるためにあまり強力な薬を使うこともできない。

さらに、すぐ近くには山梨県があり、そこの名産品である桃に感染すると被害はすさまじいものに。せめてそれを防ごう、ということで断腸の思いでの決断でしょう。

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全部伐採しても、すぐに新しいのを植えることは出来ず、数年待ってから植えたとしてもここまで育つのに何年かかることか。

ここまで大量の梅が無くなるのは悲しいですが、時間をかけて元通りに戻ってくれればいいなと思います。ちょっと遠かったけれど観ることが出来て良かった。

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