週刊少年チャンピオン3~6月連載終了作品感想

標準

書こうと思ったら忘れてたシリーズ。1年に4回ぐらいのペースがちょうどいいのかなー。大体3カ月に1回。

webコミックや月刊チャンピオンとかからの出張がちょいちょいあったけど、そういうのと読み切りはカウントしてないです。短期集中連載はカウント対象。

【15号】15

3LDKの花子さん/第40話で最終回

作者:丸山哲弘

主人公のもとにトイレの花子さんが現れて……というドタバタギャグコメディ。

巻き込まれ系のギャグだけど、主人公が割と積極的にエロいので好感度が俺の中で高い。なぜなら、エロいこと大好き系な少年主人公は人間らしさがあるように思えるし、話がモリモリと動くから。

コックリさんとか雪女とか地味にキャラは増えるものの、基本的に妖怪が使い捨てなので、主要キャラはほとんど増えなかった。割と明るい感じで気楽に読めたなぁ。

コミックスが1・2巻でそれぞれ16編収録されてるから、全部で32編。ところが40話で終了し、3巻が出る予定が未だに(2014年8月11日現在)無し。これだから秋田書店は……!!

 

【20号】

20

雨天決行/第42話で最終回

作者:重本ハジメ

主人公が能力に目覚め、同じ能力者と一緒に赤マントという敵を倒す話。この作者が以前描いてた作品と地味につながってた。

ろくろ首やぬらりひょんといった妖怪が現代っぽく戦う内容で個人的になかなか面白く、以前連載してた(短期集中だったか?)キャラが登場してきたときには「おーここで出すのか!」と思った。

ラストがずいぶんと駆け足で、終盤で一気に別時代に話が飛んだので何事かと思ったけど、終わってみればなかなか綺麗な終わり方をしてて、上手くまとめたなー、って。次回作を期待。

 

【25巻】

25

青果人/第8話で最終回

作者:渡辺大輝

野菜が反乱を起こした世界で女子高生が神と一緒に世界を救いに行くシュール系ギャグ漫画。

初回の煽り文句が『君たち大根、パパイア、マンゴーだね!!』でタイトルが『フルーツキャンダル』だったので、「読者と世代ちがうだろw」と思いながら読んでたけど、シュール系ギャグがあまりウケなかったようで、一気に終了まで駆け抜けて行ってしまった。シュール系ギャグは当たりハズレが激しいからなー。

最終回がすごい強引なオチであっけに取られた。twitterで感想を見たら、やっぱりポカーンとしてる人がそこそこ居た様子。なお、未だにコミックスが発売されず。だから秋田書店!!

 

【26号】

26

真・餓狼伝/第56話で最終回

原作:夢枕獏、漫画:野部優美

丹波文吉が成り上がるまでの話。割と濃い絵柄で主人公が格闘する漫画。

絵柄と『餓狼伝』を題材にしてるあたり、刃牙と同じポジションを狙ってたんだろうなぁとか思ってた。ちょうど範馬刃牙が終了して「チャンピオンの濃い成分が無くなったなー」と思ってた頃だったので。

割と泥臭い戦い方で、なかなか面白かったものの、刃牙道が始まってコミックス1巻分ぐらい進んだころに終わってしまった。個人的に好きな漫画だったのに、中途半端なところで終わってしまってガッカリ。ただ、夢枕獏らしい展開ではあるけど。

 

【28号】

28

オーマガ町の怪/第6話で最終回

作者:川地和樹

短期集中連載。ちょっとエロい主人公と女教師が積極的に協力することなくいい感じに妖怪を退治していく話。1話完結でサクッとほのぼのとまとめてた。

ほんわかした絵柄でありながらちゃんと怖いホラーを描けて、キャラも立っていて個人的にはかなり好きだった漫画。

読み切り→短期集中連載という流れだったので、上手くいけば連載できそうなのだけど。どうなるかなー。期待。

 

というわけで全部で5作品が終了してました。花子さんと青果人は結局コミックスが出てないのがなー。特に花子さんは秋田書店で結構連載してただけに残念というか。それでも「まぁ、秋田書店だしなー」という気分もしますけど。

 

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