2014年週刊少年チャンピオン連載終了作品まとめ

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どうも、嘴です。

タイトル通り、チャンピオンで今年終了した作品をざっくりと紹介していきます。チャンピオンでは3~5号連続掲載という短期集中連載をたまにやっているのですが、今回はあくまでもコミックス数冊分続いて連載終了した作品を取り上げていきます。

一応、短期集中連載を含めた記事は1Qごとに書いてますので、リンクを貼っておきますね。

週刊少年チャンピオン1・2月連載終了作品感想

週刊少年チャンピオン3~6月連載終了作品感想

週刊少年チャンピオン7~9月連載終了作品感想

週刊少年チャンピオン10~12月連載終了作品感想

なお、以下の表記は『作品名/話数/作者名』という感じです。

 

777スリーセブン/全33話/作者:小沢としお

ヤンキーと真人間の二重人格の主人公がワケありな人たちと一緒になんやかんやする話。ヤンキーを隠しながら優等生として生きる漫画を描いた後だったので、なんとなく二番煎じ感もあった。

キャラクターが揃うまでを丁寧に描いてたけど、どうしても『スカッと爽やかに解決してみんなハッピー!』になりにくい展開が多かった印象。主人公同士の日常がほとんどなくて、何か問題が起きたのでみんな集合!という展開が多かったのもイマイチ乗り切れなかった理由かもしれない。

ちなみに小沢としおさんは、現在チャンピオン本誌で『Gメン』というモテたいけどヤンキー高校に入っちゃった話を連載中。

 

バーサスアース/全78話/原作:一智和智、作画:渡辺義彦

地球から柱が出てきて攻撃してくる、というパニックホラーバトルもの。ハカイジュウと魔法少女・オブ・ジ・エンドというパニックホラー系がチャンピオン系で同時に連載されていたとはいえ、あまりにも唐突過ぎる終わり方にものすごく驚いた。

中盤以降は異能力を身に付けながら武装ヒーローとして敵と戦う面白い展開だったのだけど、どうにもこうにも主人公側の勝ち目が見えなさそうな話の展開で。どうやって盛り返すのかなーと思ってたら、いいところで連載終了になってしまって非常に残念。

なお、作者は現在pixivで続編(というか連載終了直後からの展開)を描いてます。気になった方は是非。

 

3LDKの花子さん/全40話/作者:丸山哲弘

トイレの花子さんと同居しちゃうドタバタギャグ。毎回何かが幽霊になって手助けしようとしつつ失敗しちゃう、みたいなオチ。

基本的にキャラクターは使い捨てで、メインキャラは3・4キャラぐらい。ドタバタながらも主人公が積極的にエロい方向に進もうとして、結局エロくならないって感じ。この作者にしてはあまりお色気要素が多くなかった気がする。

なお、コミックスでは案の定全話収録されていません。

 

雨天決行/全42話/作者:重本ハジメ

妖怪大決戦という感じのバトルもの。よく知られている妖怪と一緒に、唐傘お化けを操る主人公が平和の為に戦う、って内容。途中から「世界に散らばった傘を集めよう!」みたいな展開になったけれども、残念ながら連載終了。

どうやってオチをつけるのかと思ったら、実にSFな展開だったのがとても印象に残っている。いきなりSF世界の話になった時は驚いたけど、最初から考えていた展開だとすればすげぇ話だったんだなー、と。結果として爽やかかつ穏やかなエンディングに持って行ったあたり、なかなか話の運び方がすごい。

短期集中連載で描いてた妖怪ものとの関連もあって、なかなか濃く楽しめた作品だったので、また復活してくれるといいなあ。

 

青果人/全8話/作者:渡辺大輝

シュールギャグ?な漫画。野菜が世界を制覇した!というぶっ飛んだ設定ながら、飄々とした展開でしれっとした感じのギャグをぽこぽこと投げていくスタイルだった。

オチがあまりにも急展開であっけに取られた作品。残念ながらこれもコミックス化されていません。

 

真・餓狼伝/全56話/原作:夢枕獏、漫画:野部優美

濃い絵柄でどっしりとした格闘漫画。範馬刃牙が終わった後にこれが始まったので、バキ系の後釜にはちょうどいいなーと思えるぐらいの濃さ。

割と面倒そうな設定(一族の因縁とか)が見つかったあたりで終わってしまったのがちょっと残念。バトルがなかなか面白かっただけに、もうちょっと長続きするかなーと思ってたけど。良くも悪くも夢枕獏っぽい作品だった。

 

バチバチBURST/全109話/作者:佐藤タカヒロ

バチバチ→バチバチBURSTと続いてた相撲漫画。因縁をすべて解決しつつ、伏線もすべて回収という非常に素晴らしい終わり方だった。

相撲漫画としては現在ジャンプで連載されてる『火ノ丸相撲』が世間的には話題だけど、個人的にはこっちも推したい。みんな身長高くて、修行しながら徐々に強くなっていき、信念を持って戦って勝つという横道なスポーツ漫画で、最後の1試合は長すぎる感があったけど全体的にとても面白かった。

一応、大きな区切りがついているとはいえ、できれば前作の『バチバチ』から読んでほしい。そして現在、続編である『鮫島、最後の十五日』を本誌で連載中。タイトルが不吉すぎる。

 

名探偵マーニー/全99話/作者:木々津克久

高校生である主人公が事件を解決していく探偵もの。ただし、金田一少年や名探偵コナンと違ってほとんど死人が出ず、基本的に「大切なものなくした」とか「知り合いの様子が変」といった日常的なイザコザを解決していく。

キャラクターは使い捨てと見せかけて、過去に登場したキャラが「あの時世話になったんだけどさー」みたいな感じでちょいちょいと登場してて、結果的にはかなり人数が増えてた。それでも基本的に1話完結でキッチリとまとめてたのはすごい。

全然派手にならないながらも、毎回面白く読めた漫画。もっと長続きしそうな気もするし、これぐらいで終わってちょうどよかった気もするし。良い作品でした。

ちなみに現在は『兄妹 少女探偵と幽霊景観の怪奇事件簿』という作品を連載中。マーニーに引き続き探偵ものです。

 

ペーパーブレイバー/全63話/作者:藤近小梅

レベルゼロの勇者と高レベルな白魔導師によるドタバタショートギャグ。ちゃんとパーティ集めて魔王と戦って、という展開を10ページでちゃんと描き切ったのが驚きだった。後日談も結構長かったし。

ところどころ入る顔芸とか、畳みかけるような会話に挟まれるギャグとか、テンポが良くて毎回フフッと笑わされる良い漫画だった。絵柄も可愛いので、ラブコメをもうちょっと長いページ数で描いてほしい。

全63話なので1年3か月ぐらい続いてたはずなのに、たった4巻にしかならないのは1話10ページの宿命か。

 

ANGEL VOICE/全356話/作者:古谷野孝雄

気が付いたらすごい長期連載になってたサッカー漫画。『ヒロインが歌を歌って、それを聞きながら試合に出る』という第1話に繋がらないじゃん!って感じの話だったが、全体として面白かった。

序盤は不良たちを集めてスポーツをするという、チームスポーツものではありがちな展開で、中盤以降は『とにかくスタミナがある』だけで強引に押し切って行った感じだった。それでも最終戦ではそれまでの集大成といった感じで、チームメイトとの関係とか個々のスキルとか、スタミナ以外の要素もしっかり入っていたのでよかった。

ただ、さすがに最終戦は長すぎたというか、最後の1試合だけで1年以上やってたような気がする。まぁ長期連載には仕方ない展開か。

 

思春鬼のふたり/全34話/作者:反転邪郎

殺し屋の主人公とストーカーのヒロインという一風変わったラブストーリー。とはいえ、基本的にストーカー側のヒロインの想いは一方通行のまま、殺し屋側が着々と仕事をしていくという感じだった。

展開としては殺しにまつわる人間関係を解決しつつサクッと殺すという感じなので、展開としてはスピーディだったのだけど、演劇部編が若干中だるみしてしまった気がするのが残念。それでもラストは2人がしっかりと幸せになって未来に向かって歩む終わり方で、スッキリとしてたのが良かった。

見やすい絵柄だしヒロインも可愛いしで、ぜひもう一度チャンピオンで連載してほしい。

 

いきいきごんぼZ/全79話/作者:陸井栄史

全7巻だけど、最終巻が2月発売のため現段階では最終巻のコミックスがAmazonに無いです。いきいきごんぼとして連載が始まったものの、途中からいきなり改題したために事実上全8巻というややこしい感じの作品。話数が改題前のほうを含んでるかどうかは不明。

モテない男子高校生3人組が空回りしながらバカなことをするというギャグ漫画で、下ネタが多めだったけど、チャンピオン連載の他作品のパロディネタがちょいちょい混ざってるのが面白かった。コミックス化とか考えないようなタイムリーな感じだったのは清々しい。(3・4週前の他作品のネタが登場してきたり)

長いこと掲載順位が後ろの方だったのでいつか終わるかなーとか思ってたのですが、意外と長続きしてました。コメディらしいスッキリとした終わり方でしたね。

 

ウチコミ!!/全63話/作者:村岡ユウ

熱血柔道漫画。立ち上がりがゆっくりだったけど中盤からはガッツリと盛り上がって行った作品。けれども残念ながら7巻で終了。

良くも悪くも熱血スポーツ漫画として王道な展開で、情熱と信念で戦い続ける!というベタベタな展開だった。柔道系の漫画ってなかなか描く人が居なかったのだけど、チャンピオンでは割と久しぶりの柔道漫画だったのでワクワクしながら読んでた。

割と練習風景も描いてた(こういうスポーツ漫画だと練習シーンで人気が無いので端折ることが多い)ので個人的に特に好きだった。柔道という身体が絡み合う描きづらそうな漫画だけど分かりやすい絵柄だったので、次回作にも期待。

 

 

以上、2014年に終了した作品でした。全13作品。3カ月ごとに3作品ずつ終了している感じですね。

長期連載のANGEL VOICEが終了したのがインパクト強かったですね。最終巻が出てないのは花子さん、青果人の2作品。ここで紹介しなかった『突発!コハルの武技』も短期集中連載とはいえ11話も続いたんだからコミックス出せばよかったのに。

短命な作品は仕方ないとしても、花子さんが出てないのは可哀想すぎる。同じ作者が描いたヤニーズという漫画が4巻分ぐらい描いたのにコミックスが出ないという悲劇があっただけに。

この中で個人的なトップ3を決めるなら、『雨天決行』『名探偵マーニー』『思春鬼のふたり』の3作品ですね。どれもこれももうちょっと続いてほしい作品でした。

 

来年も良い作品が連載されるといいですねぇ。それではまた来年。来年やるかどうか分からんけど。


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