100周年記念Suicaを確実に手に入れよう!

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※冒頭の画像は本文とはあまり関係ありません (C)写真素材 足成

どうも、嘴です。

「東京駅開業100周年記念Suica」の発売について魚拓)(変なURLだな)

公式サイトはこっち

ようやく記念Suicaの発売の見込みが立ちましたね。数日前から『1月20日ごろに発表』と書かれてたのですごくワクワクしてました。

これまでの経緯をさらっとまとめると、記念Suicaを発売決定するものの販売は東京駅のみ、徹夜禁止だけど警備員も居ず、販売開始しても列を整理する人もいなかったので大混乱し、少し販売してからすぐに発売中止……という流れでした。あまりに騒動が大きいのでNHKのニュースでも流れたし、ネットオークションではかなり値上がりしてましたね。

結果的にJRは『申し込んだ人全員が購入できる』というスタンスに。前述のリンクを見ると送料も書留代もすべてJR側が負担という太っ腹な仕様。送料+書留で400円ちょっととはいえ、それが数万人と考えると……。

けれどもそんなことは一般人には知ったことではないので、せっかくだから購入する際の注意点をいろいろと確認してみようかなというのがこの記事の趣旨です。

念のために名言しておきますが、冒頭のリンク先の文章を読めば分かることなので、この記事で特に新しい発見がある記事ではないです。

※2015/3/5 制度が変わった件について末尾に追記あり。

 

 

1.注文の流れ

流れは至ってシンプル。ハガキまたはwebから注文すると数週間後に払込票が届き、その払込票でコンビニ経由でお金を払うと、更に数週間後にSuicaが届きます。公共料金が払えるコンビニだったらだいたいどこでもよさそうな感じですね。

最初に申し込むのは2月第1週ですが、実際に送付されるのは3月下旬なのでタイムラグがかなりありますね。もっとも、それはさらに長引くかもしれませんが(それについては後述)。

 

2.必要事項

名前・住所(送付先)・電話番号・購入枚数(最大3枚)・メールアドレスの5項目。ハガキでの応募ならアドレスは不要です。JRへの感想とかキーワードとかが要らない、本当にシンプルな形式ですね。年齢・職業すらないのでビッグデータにも使えなさそう。

必要金額は2000円×枚数。ハガキで応募する場合はハガキ代も必要。前述のとおり、送料ゼロというのが素晴らしい。郵送費すらとらないんですからね。

 

3.注意事項

最も重要なのはまだ受け付けが始まってないということ。しかし受付期間は11日間とかなり短い。『そういえば記念Suicaの受付があったなー。あとで申し込んでみようかなー』とか思ってるうちに終わっちゃう可能性が高いです。今のうちにスケジュール帳にでも書き込んでおきましょう。

また、受付期間が短すぎるため、必要事項を書き損じると連絡も無しにアウトになる可能性も。郵送なので多少の表記ゆれは何とかなる(番地の表記方法とか)かもしれませんが、「うっかり名前を書きそびれた」とか「枚数を4枚と書いちゃった」みたいなことが致命傷になりかねません。くれぐれも慎重に。

どうしても早く手に入れたいからといって駅に行っても購入は出来ません。今回はあくまでもwebやハガキで申し込まないと購入することができません。

さらに問題なのは枚数。10万枚の追加増刷と言われてますが、個人的には足りるかどうか、きわどい量だと考えています。日本人口が1.3億人で、1000人に1人が1枚買おうとすると13万枚必要なんですよ。あんだけテレビで騒がれて、期間限定で全国どこでも確実に手に入るなら欲しいと思う人がもっと多くてもいいんじゃないですかね。

もちろん、最初の騒動から考えると全員に販売するというスタンスは崩さないでしょうけれども、次に増産がかかるのはいつになるやら。5月ごろに配送される可能性だってありますよ。

なお、今回のSuicaはSuica機能のみ。つまり電子マネーとしての効果しかありません。なので、『定期券を記念Suicaに!』と考えてる人には向いてないですね。もちろん楽天ポイントもつきません。

 

4.安全確実に手にいれるために

もっとも安全確実なのは平日にwebで申し込む方法。なぜならwebだと必須事項が記入されていない場合に『○○が記入されていません!』と表示することができるから。なにより無料ですしね。ただし、平日に働く人が利用しがちな昼時や夜はサイトが混むことが予想されるので、その時間帯は避けたほうが安全。JR側もちゃんとしたサーバを準備してるとは思いますけれど。

次に確実なのは専用のハガキで郵送する方法。JR東日本の主な駅に1/28以降に配布されるパンフレットにハガキが同封されているため、52円切手を貼って必要事項を記入するだけでOK。専用のハガキってことは、必要事項を記入する枠がある上に宛名も記載されているでしょう。過不足なく記載できますし、確実に届きます。

以上の2つが割と安全な方法ですね。平日夜間にネットで申し込んだり、余ったハガキで申し込むと記載不備があったりサーバが落ちてたりして申し込めない可能性もあります。平日昼間に仕事をしている人は土日の昼間にのんびりと申し込むといいでしょう。

 

5.個人的な見解

こういうのって多少増産しすぎて余らせるぐらいでいいと思うんですよね。記念硬貨なんかもドカーンと生産して、気が付いたらスーパーの釣銭でもらったりしますし。

このSuicaも作りすぎちゃって『普通にSuica買おうとしたら記念Suicaだった』とか『10年後にオークションで探したら残高ゼロの状態で700円で買えた』程度の量が良いなーと思ってます。

 

6.最後に

途中にも記載しましたが、今回のSuicaは申し込みしておけば確実に購入できるものの、期間がとても短いです。ちょっとした不備のせいで買い損ねてしまうかもしれません。

受け付けは来週末から。慌てずに、落ち着いて、ワクワクしながら2000円を準備しておきましょう。

 

<2015/2/4追記>

報道によると、2015年2月4日現在で300万枚の受注を超えたそうで。まだまだ受け付けていますが、増産された10万枚じゃ足りないことは確実。

JR公式サイトにも書いてますが、ポイントは受付するけど発送に時間がかかるということ。ハガキでもWebでも申し込みできるのには変わらず、払込票が来てから入金するという流れも変わりません。ただし、生産が間に合わないため、3月には発送されないということになります。

最初に増産された10万枚は抽選なので、10万枚分の人はちょっと早めにもらえます。ただ、その抽選に外れたからといっても、数か月経つと払込票が届くのでご心配なく。「どんな申込みでも全員が買えるようにする」というスタンスはそのままなので、慌てず騒がずにじっくり待ちましょう。

ちなみに、「そんなに遅れるんなら要らねーよ」という人は払込票が来ても入金しなければいいだけの話。指定期限までに入金しなければ自動的にキャンセル扱いになります。入金してしまうとキャンセル不可ですが、入金しなければ良いだけですので。

……にしても、ここまで多いと更なる増産が2015年中に間に合うかどうかが不安になりますね。11月ごろにひょっこりと払込票が届いたりして。タイムカプセルみたいですね。

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