『小林さんちのメイドラゴン』の漫画版面白かった

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2016年冬アニメは結構面白いのが多かったと思ってるんだけど、小林さんちのメイドラゴンは異界人とのドタバタ日常モノとしてかなり面白かったなと思う。で、せっかくなのでと原作のほうも読んでみたらアニメとはまた違った面白さがあって個人的に大満足。

どこで連載してたのかと思ったら、月刊アクションだったんだな。てっきり少年誌かきらら系だと思ってたので、割とエロいネタが出てくるのが意外な感じ。

 

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ゴッホとゴーギャン展に行った感想

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今までの人生において美術展に行く機会というのがほとんどなかったので、ここ数年は「なんとなく気になる」という美術展には積極的に行くようにしていました。基本的に美術に関する基礎知識が全然ないので、どの絵が良いとかは全く分からないんですよね。

西洋系の美術はやたらと細分化されてるので、なんかその辺の知識がないと楽しめないのかなと思いながら、『とりあえず知名度の高い画家なら色々面白いだろう』という気軽な感じで行ってみました。

結果。美術知識が無くても『どういう意味なのか』『どういう流れで描かれた作品なのか』が丁寧に解説されていて非常に充実した美術展でした。時系列で展示されていたうえに絵画についての解説が丁寧だったので、それを読みながら絵画を見ることで知識ゼロでもその絵画の深さを分かることが出来たのがとてもよかったです。

 

初期のゴッホは農民や労働者を描くことが多かったようです。確かに当時の文化を描くという点では重要であったものの、割と地味な絵柄。教科書とかでも見たことがないような絵がほとんどで、見てもいまいちピンとこないというか、「ふーん、ゴッホってこんな感じだったのか」という感想でした。

その後、フランスに引っ越していろいろな美術を見たゴッホは「うそっ……私の絵画地味すぎ……?」と気付いたようで。それからは教科書などでよく見るような、力強くカラフルな絵が目立っていきました。特に分かりやすかったのが自画像(フランスに引っ越してから割と何度も自画像を描いていたらしいです)で、初期の頃は写実的でありながらも地味で暗い絵柄だったのに対し、時間が経つにつれて色鮮やかになり、見てる側としてもその力強さを受け取ることが出来るような絵に変化してました。展示が時系列で並んでいるからこそ分かりやすい変化だと思います。

その後、ゴーギャンと一緒に暮らしてからはさらにゴッホの絵柄が変化していきます。ゴーギャンはゴッホとは違い、繊細かつ淡い絵柄でありながらも『見た内容に忠実じゃなくてもいいじゃん』というスタンスでしたので、力強く忠実に描くゴッホとは正反対。バディもののドラマにありがちな凸凹コンビ感があります。実際に絵画が並べられてみると確かにその通りで、「こんなに雰囲気が違う絵を描く二人が同居してたなんてなぁ」と思わされるほど。

まぁ、実際すぐに同居解消してしまうんですけれども。

絵画にたいするスタンスが真逆だなというのが一番わかりやすかったのは【タマネギの皿のある静物】と【ハム】の比較。机上の食材というテーマでは似ているものの、描き方もモデルの選び方も構図もまったく異なる絵でした。

互いに相手の良さを受け入れながらも描き方を変化させていってるので、ゴッホにとってもゴーギャンにとっても有意義な共同生活だったんだと思います。同居していたときの絵もたくさんありましたが、どんどんと互いの良さを吸収して自分の絵に反映させているんだなというのが分かりました。絵画に対するスタンスが真逆だったからこそ、良いところも悪いところも見つめることが出来たのかもしれません。本人たちも「短い期間だったが1世紀分あったような気がする」みたいなことを言ってたようですし。

 

同居解消した直後のスライドショーによると、それからも互いに連絡を取り合っていたとのこと。同居解消した段階では『ゴッホが振られた側で、ゴーギャンは愛想が尽きて二度と会いたくないと思っていた』のだと思っていたので、不思議な感じでした。全然絵柄が違うままでしたし、ゴーギャンは遠く離れたタヒチに引っ越してしまうしで、イマイチ「関係が続いていた」感がなかったんですよ。

端的に言うと「連絡してると言っても年賀状をかわす程度なんじゃないの?」程度に思ってました。

その流れで、ラストに【肘掛け椅子のひまわり】が展示されていまして。

心が薄れていたどころか強く心に残っていたんだな、というのが分かるような絵で。

それまでの流れや解説も踏まえて、非常に心に強く残る絵でした。単品でその絵を見るだけだったら「ゴッホに似てるかもねー」ぐらいだったのかもしれませんが、それまでの同居・別居・転居という流れを絵や解説をもとに実感していたからこそ、心に強く響いてきました。あの展示方法は良かった。長い映画のクライマックスという感じの盛り上がり方でした。どういう意味がある絵なのかは、ぜひとも併記された解説を読みながら鑑賞してほしいです。

 

今回の美術展は小野大輔さんと杉田智和さんがゴッホ役とゴーギャン役で音声ガイドをやってくれているのが話題になりました。自分もそれを聞きながら展示を見ていたのですが、二人が交差する人生をしっかりと語ってくれていたので、さらに気持ちを揺さぶり、盛り上げていました。音声ガイドは基本的に使わない派だったんですが、ここまで作品を深く掘り下げてくれるものだとは。

近い時代に生まれ、互いに影響を受けて絵柄が変化していく。そういう画家の成長過程をじっくりと楽しめる良い美術展でした。画家の人生そのものがドラマチックなのですが、それぞれの絵も非常に魅力的。有名な画家だからいろいろ見てみたいと思ってたんだよねーという人も、ゴッホやゴーギャンの絵は見たことあるけど、どのように影響を受けたのか気になるという人も、ぜひ観に行った方がよいと思います。

 

……という記事を最終日に書いてしまう愚策。

TSUTAYAのセルフレジの設計に感心した

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どうも、嘴です。

先日、TSUTAYAのセルフレジを使ったのですが、システムというか設計が潔くて良いなーと思いました。

 

TSUTAYAが現在ではレンタルDVD&ブルーレイだけでなくCDやコミックもレンタルしてるのはご存知かと思います。しかし、DVD・CD・コミックすべてでレンタル料金が異なるのが面倒なところ。おまけにレンタル可能日程が種類によって異なるのがさらに面倒。

そんな煩雑な料金設定がどのように設定されてるのかと思いながらセルフレジを利用してみました。

 

セルフレジのプロセスとしてはバーコード読取→泊数設定→料金支払いという流れ。泊数はプルダウンで設定するようになっています。

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プルダウンというのはこういう感じ。

 

その店ではコミックは当日か1週間の2種類、DVDは当日・1泊・2泊・7泊の4種類だったのですが、プルダウンに表示されたのは全種類。選択できるのかなーと思ったら『この金額では対応できません』との謎表示。

よくよく見ると、対応している泊数ならば正規料金を、非対応ならばカンストした値(999,999円)を設定しているようです。

確かに、対応泊数に合わせてプルダウンの表示を変えるとプログラムの開発やテスト検証が難しいんですよね。とはいえ、グレー表示にするわけではなく、『設定してもいいけど999,999円だよ』という潔い設計に笑ってしまいました。

有人レジではどういう設計になっているのかはわかりませんが、『表示がちょっとおかしくても使用に問題なければ良し』という設計思想は実に羨ましい。そういうごり押し感は見習いたいです。

 

国芳国貞展行ってきた

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どうも、嘴です。

ふらっと渋谷に遊びに行ったときに国芳国貞展(正式には『俺たちの国芳わたしの国貞』というタイトル)をやってたので、行ってきました。結果としては、展示方法に若干の不満があったけど内容は大満足という感じでした。行って良かった。

……という記事を書こうと思って、途中まで書いてから放置してたらこんな日に。既に展示は終了しています。

 

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Podcastとラジコは楽しみ方が全く異なる

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どうも、嘴です。

まずはこちらのニュースから。

TBSラジオ、ポッドキャスト終了 10年超の歴史に幕 「収益化のめどが立たないため」 – ITmedia ニュース

で、自分はブコメにこう書いたわけです。

『荻上チキのSession-22』と『伊集院光の深夜の馬鹿力』は、ダウンロードしておいて後で楽しむのに良かったんだがなぁ。ストリーミング配信だとダウンロードと違って使いにくいんだよな。収益化出来ないとはいえ残念。

これに関しての補足を書きたくなったので書きます。

 

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