グランクレストのコンベンション行ってきた

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あのKADOKAWAがかなり本気出して作ったTRPGの公式コンベンションがあったので行ってきました。事前予約制で「どうせハズレるだろ」と思ってたら当選しちゃったので驚き。

まだ発売したばかりというか、ようやくルールブック(以下ルルブ)が1・2そろったレベルのシステムなんですよね。なので、とりあえずシステムの理解をメインにしようと思ってルルブを事前にサラッと読んでました。が、ルールブック2のシステムがふんだんに盛り込まれていたので、みんながほぼ初心者扱い。

ネタバレとかしないようにお願いしますと言われてのコンベンション&トークショーだったので、ネットではあまりかけないものの、個人的にはかなり楽しめました。リプレイとか読んでおけばもっと楽しめたかなーという気もしますが。

ルルブ1が発売されてから割とすぐに発売されたリプレイを「プレイ感覚をつかめるかなー」とか思って読み始めたら、いきなりレベル15のキャラばかりで断念したんですよ。最初に作成するときはレベル1が多いのに、いきなりそんな高レベル帯を出されても。営業的には仕方ないのかもしれませんが。

 

コンベンションの内容自体はあまり書けないのでシステム的な話を。

このゲームで割とウリになってるのがマスコンと魔境かな、と思ってます。魔境はルルブ2で登場したのですが、これはかなり良いかもしれない。

 

マスコンは自分が編隊を組んで戦闘する際のルール。つまり、軍隊 VS 巨大ボスとか、軍隊 VS 軍隊といった軍記モノにすることもできます。

というルールなので、最初はスゲェややこしそうだったんですが、それほど難しいルールじゃないのがありがたかった。詳しくはルルブを買ってもらうとして、平たく言うと『軍隊という装備が増えた』ような感じ。

もちろん、隊員の士気を上げたり下げたりとかあるんですけど、陣形がどうとか難しいことを考える必要なくて、基本的には通常の戦闘と同じ流れだったのでとてもやりやすかった印象があります。

 

そして魔境。グランクレストは突然混沌が現れてわりと頻繁にパニックになるという世界観。それを凝縮したのが魔境。ぶっちゃけると、簡易ダンジョン作成ルールです。

一定時間経過でトラップが発動するのでプレイヤーは行動に慎重になるし、ダンジョン自体は作るのが簡単なのですが、その割にできることが多い。ダンジョン系シナリオを作りたい人のためのシステムともいえるかもしれません。

 

今回のコンベンションはキャラが作成されていたから良かったものの、これって結構キャラ作成が面倒なのが難点なんですよねぇ。職業選択後の技能選択がすごく幅が広い上に制約もちょいちょいあるので、慣れないとかなりわかりにくいです。

格闘系だったら技能が少なくて済むんですが、魔法使い系だと基礎魔法と応用魔法みたいな感じで順番に取らないといけないし、こっちのグループから1つとこっちのグループから2つみたいな取り方になるしで大学の授業選択を思い出しましたよ。

文庫本という形態で、なおかつ技能が2冊に分かれてるので、早いところ技能全集みたいな大判サイズのサプリが出るのを期待してます。

 

キャラ作成のシステム面が結構ややこしいのを除けば、プレイ自体は普通のTRPGと大して変わらないので、混沌がいっぱいいる世界観とルルブ2の追加職業を考えると結構面白そうなんですよね。あとはプレイ人口が増えるかどうかとサプリがもっと出るかどうかがカギですね。リプレイは……早くレベル1からのを出してくれればいいかな……。

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