どうも、嘴です。
ばるばろっさというゲームをプレイしたので、感想とか。ドミニオンとの比較ばっかりになってしまいましたが。
フリードマンフリーゼの電力会社というアナログボードゲームで遊びました。今回遊んだのはアメリカマップ。インスト含めて、大体2時間半ぐらいかな?
ゲームの最終目標としては、指定された数の都市を購入し、送電をすること。5人プレイだったので14都市を買えばよかったんだったかな。
発電所を購入し、資源を調達し、都市を購入してから送電するというプロセス。発電の購入は競り形式で、競りに勝った人の逆順で資源を購入できるという流れ。
燃費の良い発電所は当然価格が高騰しやすいのだけれど、高い発電所を購入しても資源を購入できないと発電できないのがキツイところ。
このゲームのキモとしては、みんなが購入するエネルギーはエネルギー価格が高騰しやすいということ。最初の内は石炭を使う発電所が多いので、みんながそれを購入するようになる。すると、みんなが石炭を買うため、石炭価格が上昇し始める。
その後、石油やゴミといった別のエネルギーを使える発電所が増えると、徐々に木炭を買う人が少なくなり、エネルギー価格が下落していく。
送電を行わないとお金がもらえないのだけれど、都市を買うのにもお金が必要となる。なので、発電所と燃料でお金を使いすぎると都市を購入することができなくなる。さらに、場所によって送電線購入コストも変わるため、その辺の戦略も必要とある。
というわけで、競りをしつつ陣取りをするといったゲーム。
発電所購入→資源購入→都市購入→送電という手順の中で2回も順序が変わる上に、あらゆる価格が結構細かいので、計算が煩雑。発電所もエネルギーも都市購入も送電でもらえるお金も1刻みなので、計算がややこしい。せめて送電でもらえる価格が10刻みだったら。
ただ、資源の価格が需要に合わせて変動する部分とかはシステムとして面白かった。資源の種類は石炭・石油・ゴミ・ウランとあまり多くないのだけど、発電所・資源・都市とリソース管理する部分が多いのは面白かった。
個人的には、競りの順番が分かりにくいんで、競り終了マーカーみたいなものがあってもよいんじゃないかなぁと思った。
ちなみに、マップはドイツとアメリカの2種類あって、アメリカのほうは送電にかかるコストが高い。そのため、あまり積極的に発電所を広げることができない。
割と荒削りな部分もあるけど、あちこちで話題になってただけあって、なかなか面白かった。購入フェイズの細分化による煩雑さが無ければもうちょっと薦めやすいんだけれども。