ダブルクロス3rd用期待値推定ツール『ダブクロール』を作りました。

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ダブルクロスというTRPGシステムのツールを作りました。正確には「作ってました」という感じ。作ったのはだいぶ前だったのですが、このサイトに公開してなかったんですよ。

ダウンロードはこちら。

簡単な説明は動画を見ていただければ分かるんですけど、こっちにも記載。

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TRPGの見学についていろいろ考えた

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先月の話なのですが、今思い出したので今書きます。遅すぎ。

TRPGのサークルに見学者が来たのですよ。新人が来るというのは割とよくある(というか俺が新人だから赴く側のことが多いけど)のですが、見学者というのは初めてで。

まぁ、そのサークルは見学者お断りだったのでその人には帰っていただいたのですが。

 

しかし、あとからよくよく考えるとそれは妥当な判断だったのかなー、と思ったわけです。その時一緒にセッションした人から聞いたのですが、見学者お断りのサークルって結構多いようで。

というのも、TRPGって見るだけだと面白さが半減なんですよね。リプレイとかは面白くなるように適宜編集されてますが、実際のTRPGは割と面倒なもんで。

状況を確認するために頻繁にGMに質問したり、判定するための手順でもたついたり、内輪ネタで話がどんどん脱線していったり。

更に、ゼロからキャラクターを作るセッションの場合はキャラを作るだけで2・3時間かかりますし。作る側は「どういう戦術にしようか、今回みんなはこういうパーティだからどういう立ち位置にしようか、そしてどんな生い立ちを持ったキャラにしようか」と楽しいのですが、見てる側からするとみんながルールブック見ながらいろいろ書いてるのを眺める事しかできませんし。

もっと厄介なのは、プレイ中に横から茶々を入れられるということ。同じくプレイをしている人が茶々を入れる分には問題ないのですが、部外者からいろいろ言われるのって結構イラッと来るんですよね。

 

他のゲームやってるときにもあったのですが、「ここはこうしたほうが良いんじゃない?」とか「こっちのを使ったほうが良いと思うよ」とか思ってる分にはともかく言われるとイラッとするんですよね。

将棋だともっとわかりやすいですかね。「ここは銀を進めたほうが良いよ」とか「ほらほら、先にそっちの桂馬をなんとかしないと」とか言われると「うるせー黙れ!」って言いたくなりますね。

岡目八目という言葉もありますが、たしかに場外から見てるとよく見えるというのは分かるんですよ。分かるんですが、思考を中断されて他人に誘導される(しかもそれが当事者でない人に)というのは個人的にすごく嫌なのです。

 

そんなわけで、見学者を受け入れたとしてもその人の対応ができるわけではない状況(人員が足りないとか)だとあまり受け入れないほうが良いような気がしましたね。ニコニコとかで配信してる場合、コメントが流れてくる分には問題ないけど、直接配信する側に電話で茶々を入れられると困るというか。

 

まぁ、TRPGやったことない人からすると「いきなりプレイするのは不安だから」というのは分かりますけどね。なので、むしろ「初参加大歓迎! ルールブックあるし解説する人も居るし筆記用具もダイスも貸すよ!」という方向のほうが建設的なんじゃないかなぁと思いました。

 

実際に見学を受け入れてるサークルってどう対応してるんですかね。見学者の対応方法とかまとまってないかなぁ。

グランクレストのコンベンション行ってきた

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あのKADOKAWAがかなり本気出して作ったTRPGの公式コンベンションがあったので行ってきました。事前予約制で「どうせハズレるだろ」と思ってたら当選しちゃったので驚き。

まだ発売したばかりというか、ようやくルールブック(以下ルルブ)が1・2そろったレベルのシステムなんですよね。なので、とりあえずシステムの理解をメインにしようと思ってルルブを事前にサラッと読んでました。が、ルールブック2のシステムがふんだんに盛り込まれていたので、みんながほぼ初心者扱い。

ネタバレとかしないようにお願いしますと言われてのコンベンション&トークショーだったので、ネットではあまりかけないものの、個人的にはかなり楽しめました。リプレイとか読んでおけばもっと楽しめたかなーという気もしますが。

ルルブ1が発売されてから割とすぐに発売されたリプレイを「プレイ感覚をつかめるかなー」とか思って読み始めたら、いきなりレベル15のキャラばかりで断念したんですよ。最初に作成するときはレベル1が多いのに、いきなりそんな高レベル帯を出されても。営業的には仕方ないのかもしれませんが。

 

コンベンションの内容自体はあまり書けないのでシステム的な話を。

このゲームで割とウリになってるのがマスコンと魔境かな、と思ってます。魔境はルルブ2で登場したのですが、これはかなり良いかもしれない。

 

マスコンは自分が編隊を組んで戦闘する際のルール。つまり、軍隊 VS 巨大ボスとか、軍隊 VS 軍隊といった軍記モノにすることもできます。

というルールなので、最初はスゲェややこしそうだったんですが、それほど難しいルールじゃないのがありがたかった。詳しくはルルブを買ってもらうとして、平たく言うと『軍隊という装備が増えた』ような感じ。

もちろん、隊員の士気を上げたり下げたりとかあるんですけど、陣形がどうとか難しいことを考える必要なくて、基本的には通常の戦闘と同じ流れだったのでとてもやりやすかった印象があります。

 

そして魔境。グランクレストは突然混沌が現れてわりと頻繁にパニックになるという世界観。それを凝縮したのが魔境。ぶっちゃけると、簡易ダンジョン作成ルールです。

一定時間経過でトラップが発動するのでプレイヤーは行動に慎重になるし、ダンジョン自体は作るのが簡単なのですが、その割にできることが多い。ダンジョン系シナリオを作りたい人のためのシステムともいえるかもしれません。

 

今回のコンベンションはキャラが作成されていたから良かったものの、これって結構キャラ作成が面倒なのが難点なんですよねぇ。職業選択後の技能選択がすごく幅が広い上に制約もちょいちょいあるので、慣れないとかなりわかりにくいです。

格闘系だったら技能が少なくて済むんですが、魔法使い系だと基礎魔法と応用魔法みたいな感じで順番に取らないといけないし、こっちのグループから1つとこっちのグループから2つみたいな取り方になるしで大学の授業選択を思い出しましたよ。

文庫本という形態で、なおかつ技能が2冊に分かれてるので、早いところ技能全集みたいな大判サイズのサプリが出るのを期待してます。

 

キャラ作成のシステム面が結構ややこしいのを除けば、プレイ自体は普通のTRPGと大して変わらないので、混沌がいっぱいいる世界観とルルブ2の追加職業を考えると結構面白そうなんですよね。あとはプレイ人口が増えるかどうかとサプリがもっと出るかどうかがカギですね。リプレイは……早くレベル1からのを出してくれればいいかな……。

イベントに当選した

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グランクレストっていうTRPGがありまして。昨年末にルールブックが発売されたばかりなのですが。

それの発売記念コンベンションにうかつにも当選しました。うかつにもって。

実際、当選すると思ってなかったのでイベント当日は別の用事を入れてたんですよねー。そっちのイベントはキャンセルしましたけれど。

昨年夏ぐらいからTRPGやボードゲームイベントに月1・2のペースで参加してたのですが、いつも行くサークルが固定化されてきてるんですよね。拠点が決まるのはいいことだと思ってるんですが、新しいイベントとかも探さないとなーとも思ったり。

とか思ってた矢先に当選したんで嬉しい限り。グランクレストはルールブック買ってからキャラを1つ作成して終わっちゃってたので、イベントまでにルールブックをきちんと読みつつ、1・2回ぐらい戦闘の練習をしておかないといけないですね。

にしても、新年早々こういいうことがあるとは。縁結びで有名な神田明神に初もうでに行った甲斐があったなあ。